三十三銀行様(旧第三銀行) ASシステム活用好事例
ASシステムでのみ利用可能な「証券分析機能」と「ご提案プラン」について、実際ASシステムをご活用いただいている銀行様からのお声を紹介します。成約数は前期比1.7倍、
契約件数は前期比150%に
- 株式会社三十三銀行様(旧第三銀行)
- 営業本部 営業推進部 市川ライフコンサルタント(四日市・桑名地区担当)
【ご利用のシステム・プラン・ID数】 ・ASシステム 金融機関パッケージ②(5ID) ・ASシステム EX 5ID ・ASシステム設置店:県内ローンプラザ5か店に各1ID ・保険証券のお預かり:各ご支店およびローンプラザ ・保険証券分析ご担当者:ローンプラザ所属のライフコンサルタント
お客さまが加入されている、多種多様な保険商品のご相談を受けるために
ASシステムの導入を考えるきっかけとなった、御行における課題は何ですか?
日本には生命保険会社だけでも40社以上あり、各社が多種多様な商品を販売しており、過去の商品も含めるとその数は数千種類にものぼります。 お客さまご自身もいくつもの保険会社からいくつも保険に加入され、何にいくら加入しているのかすら分からなくなっているケースが散見されました。 しかし、行内で効果的に加入状況を確認・グラフ化できるツールがなかったため、ASシステムを導入することで、お客さまが加入している生命保険の保障額などを可視化し、『入りすぎ』や『不足』を発見し、適切なライフプラン設計をご提供したいと考えました。実際にASシステムを導入し、システムとして良いと思う部分を教えてください。
保険証券分析シートについては、お客さまから「分かりやすい」「加入している生命保険の全体像を見ることで初めて生命保険の役割がわかった」といったうれしいお言葉をいただいています。- 市川ライフコンサルタントが実感した
「ASシステムの優れた部分」 -
- (1)ASシステムの「かんたん入力」であれば、商品内容や細かい特約の内容を調べなくても自動的に保障内容などを表示してくれること
- (2)更新型の保険の場合、今後の概算保険料や合計保険料が表示され、見直しにつながりやすいこと
保険証券診断で見えてくる、家計の見直し
導入前後でご苦労された話があれば教えてください。
ASシステムを導入しましたが、当然それだけでは保険証券が集まらず、まず集客策を検討することになりました。 また、ライフプラン設計を軸とした課題解決型の営業スタイルへの変革の必要性も浮き彫りになりました。 さらに、ASシステムがどのようにお客さまに役に立つのかを、全行員に徹底的に周知させることが必要だと感じます。 ASシステムの操作面については、慣れないシステムということもあり、習得までに約2か月を要しました。自分自身で保険証券サンプルを入力する練習をしたり、アイリックコーポレーションのカスタマーセンターに問い合わせをしながら入力したりして、繰り返し利用することで徐々に慣れていけました。保険証券のお預かりにおいて、お客さまとのきっかけやお声掛け方法を教えてください。
ローンプラザは日曜日も営業しており、比較的若い世代のお客さまにもお会いできますので、例えば結婚をきっかけに住宅購入のためにローンを組もうとしている方など、ライフステージが変化したお客さまにタイムリーに接することができます。 そうしたお客さまに、 「ご加入されている生命保険の中身をわからずに、保険料を払い続けている方が非常にたくさんいらっしゃいます。それに保険が自分に合っているか否かは保険を使うときが来れば分かる、とおっしゃる方が非常に多いのですが、それでは合っていなかった際にどうにもなりません。この機会にぜひ一度ご確認されることをオススメします。」 「保険の内容を確認することで、多くのお客さまから保険料が節約できたというお声をいただいております。」といったお声掛けをしています。 万一の死亡保障の話に耳を傾けていただくと、結果としてがん保険などにも話が及び、ご加入の保険全体を見直していただくようなこともあります。 また、最近はLINEを使って保険証券診断サービスのご案内をしたり、各店舗にキャンペーンチラシを置いたりしています。実際の保険診断キャンペーンチラシ
成約数は前期比1.7倍、契約件数は前期比150%に
ASシステムを導入するに当たり、目標とした保険証券お預かり枚数やご成約率などを教えてください。
ASシステムの導入前後で、保障性平準払保険(収入保障・医療・がん等)のお取り扱い件数に変化はありましたか?
例えば収入保障保険の件数は前期比約150%になりました。医療保険、がん保険に関しても約120%に増えています。 これは、保険証券診断を通じてお客さまにしっかりご納得いただける提案ができたことが大きく影響したのではないかと考えています。 また、収入保障保険をお選びいただく世帯も、対前年比で約150%に増えています。 医療保険については保険証券診断先のほぼ全世帯で見直し、もしくは介護保障などの不足部分を追加でご加入いただいています。お客さまからの期待に応え続けるために
ASシステムの活用について、今後の課題や御行での展開を教えてください。
2021年の三重銀行との合併を控え、現在営業体制の再構築を検討している段階です。 今後、より各分野のプロフェッショナル・専門家が必要になってきます。 その中で、生命保険の専門家にはASシステムが不可欠であると現状認識しています。 ASシステムを活用すると顧客満足度は非常に高くなりますが、一方で保険証券をお預かりするまでのスキームを改善すれば、より多くのお客さまに喜んでいただけるのではないかとも考えています。 2019年度中には現状のおよそ倍となる、毎月600枚(150世帯)をお預かりできる体制作りをしているところです。 お客さまのライフプランに応じたご提案ができる職員を1名でも多く育成していきます。